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QQQI・SPYI徹底比較|NEOSが生んだ高配当カバードコールETFはどっちが買い?

QQQI・SPYI徹底比較:NEOSが生んだ高配当カバードコールETFはどっちが買い?

JEPIとJEPQがJPモルガンを代表するカバードコールETFなら、QQQIとSPYIはNEOS Investmentsが運用する注目の高配当ETFです。

QQQIは設定からわずか1年で「Best New Active ETF」(ETF.com Awards 2025)を受賞するなど、業界内での評価が非常に高い銘柄です。

この記事では、QQQIとSPYIの特徴・違いを徹底比較し、どちらがあなたの投資スタイルに合っているかを解説します。

目次

QQQIとSPYIの基本情報

QQQI:NEOS Nasdaq 100 High Income ETF

  • 運用会社:NEOS Investments
  • 設定日:2024年1月
  • 投資対象:NASDAQ100銘柄
  • 分配利回り:約13〜14%
  • 経費率:0.68%
  • 分配頻度:毎月
  • NISA対象:対象外

SPYI:NEOS S&P 500 High Income ETF

  • 運用会社:NEOS Investments
  • 設定日:2022年8月
  • 投資対象:S&P500銘柄
  • 分配利回り:約12%
  • 経費率:0.68%
  • 分配頻度:毎月
  • NISA対象:対象外
QQQIとSPYIの基本情報比較カード

QQQIとは?

QQQIはNASDAQ100をベースにした超高配当カバードコールETFです。ナスダック100の構成銘柄を保有しつつ、NDX(Nasdaq-100指数)のコールオプションを売ることで、オプションプレミアムを分配金として毎月投資家に還元しています。

QQQIの強み

① 業界トップクラスの分配利回り

QQQIの現在の配当利回りは約13〜14%で、毎月安定した分配金を支払っています。

② 設定来のトータルリターンが良好

設定来のトータルリターンが約41%で、同期間のS&P500(約43.5%)やナスダック100(約44%)とほぼ同水準です。高い分配金を出しながら元本もほぼ維持できている点が評価されています。

③ アウト・オブ・ザ・マネー戦略で上昇相場にも追従

単純なカバードコールではなく、クレジットスプレッド戦略を採用しているため、株価上昇局面での恩恵もJEPQより受けやすい設計になっています。

QQQIの弱み

  • 設定が2024年と新しく運用歴が短い
  • 経費率0.68%はJEPI・JEPQ(0.35%)の約2倍
  • NASDAQ100ベースのため価格変動が大きい

SPYIとは?

SPYIはS&P500をベースにした高配当カバードコールETFです。S&P500に連動し、カバードコール戦略とコールスプレッドを組み合わせて、毎月の分配金を提供することを目指しています。

SPYIの強み

① JEPIより高い分配利回り

SPYIの現在の配当利回りは約12%で、2025年の年間分配金は1株あたり約6.15ドルでした。同じS&P500ベースのJEPI(約7〜8%)より高い利回りを実現しています。

② S&P500の上昇をより取り込める設計

JEPIは「守り」に徹していますが、SPYIはS&P500の上昇を取り込みつつ、年10〜12%程度の高い分配金を目指す設計です。

③ 2022年から運用されており一定の実績がある

QQQIより運用歴が長く、様々な相場環境での実績があります。

SPYIの弱み

  • 経費率0.68%はJEPI(0.35%)の約2倍
  • JEPIより下落耐性がやや低い
  • NISA対象外のため特定口座での購入になる

QQQIとSPYIの徹底比較

分配利回りの比較

  • QQQI:約13〜14%(NASDAQ100ベース)
  • SPYI:約12%(S&P500ベース)
  • JEPQ:約10%(NASDAQ100ベース)
  • JEPI:約7〜8%(S&P500ベース)

NASDAQ100はS&P500よりボラティリティが高いため、オプションプレミアムが大きくなりQQQIの方が高い利回りになる傾向があります。

ROCについての重要な知識

QQQIとSPYIを語る上で欠かせない概念が「ROC(Return of Capital=元本払い戻し)」です。

2024年においてQQQIの約95.8%、SPYIの約93.91%の分配金がROCに分類されました。

「タコ足配当では?」と心配になるかもしれませんが、これはオプションプレミアム収入を原資としたROCであり、NAV(基準価額)を侵食するタコ足配当とは異なります。

日本人投資家への課税について

通常の米国株配当(JEPIやJEPQなど):

  • 米国現地税10%が源泉徴収される
  • 日本で約20.315%が課税される
  • 二重課税が発生するため外国税額控除の申請が必要

QQQIのROC部分の分配金:

  • 米国現地税が0%になる場合がある
  • 日本で約20.315%が課税される
  • 二重課税が発生しないケースがある
  • 外国税額控除の手続きが不要になる場合がある

つまりQQQIのROC部分については、通常の米国株配当で発生する二重課税が生じないケースがあり、その分手取りが増える可能性があります。

ただし以下の点には注意が必要です。

  • ROCの割合は毎年変動する
  • 実際の課税処理は証券会社の処理方法によって異なる
  • 詳細は税理士への確認を推奨

日本の投資信託のような「特別分配金(非課税)」扱いにはならない点もご注意ください。

ROC分配金の課税の仕組み:通常の米国株配当との比較

どちらを選ぶべきか?

QQQIが向いている人

  • 最高水準の分配利回りを求める人
  • NASDAQ100・AI・テクノロジーの成長を取り込みたい人
  • ある程度の価格変動を許容できる人
  • 二重課税を避けたい人

SPYIが向いている人

  • JEPIより高い利回りを求めながらS&P500の安定感も欲しい人
  • JEPIからの乗り換えを検討している人
  • 比較的安定した値動きを好む人
  • 運用実績を重視する人
QQQIとSPYIどちらが向いているか診断図

私の考え方

私が現在保有しているQQQIについて、改めて整理します。

QQQIを選んだ理由:

  • 業界最高水準の分配利回り(約13〜14%)
  • NASDAQ100ベースで成長性も期待できる
  • ROC部分の二重課税が発生しないケースがある

今後はSPYIも加えることで、S&P500とNASDAQ100の両方をカバードコール戦略でカバーするポートフォリオを目指しています。

まとめ

  • QQQIは「超高配当×NASDAQ100」分配利回り約13〜14%
  • SPYIは「高配当×S&P500」分配利回り約12%
  • どちらもNEOS Investmentsが運用する双子ETF
  • ROCの割合が高いがタコ足配当ではない
  • 日本人投資家にはROC部分の二重課税が発生しないケースがある
  • 経費率はJEPI・JEPQの約2倍(0.68%)

次回はQQQIとSPYIの数値データを使った徹底比較をお届けします。

航海(こうかい)

カバードコールETF分配利回り比較図

免責事項

当ブログの情報は筆者個人の経験・見解にもとづくものです。税務処理については個人の状況により異なります。詳細は税理士にご確認ください。投資判断はご自身の責任において行っていただきますようお願いします。特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人

40代でFP2級・簿記2級を取得。FXで数百万円の損失を経験後、正しい資産運用に切り替え、カバードコールETFの配当収入でFIREを目指しています。このブログではリアルな資産運用の軌跡を発信しています。

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