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カバードコールETFポートフォリオ|配当実額2026年8月版

2026年7月版のこの記事では、初めて「予想値」ではなく実額でカバードコールETF7銘柄の配当を報告しました。あれからさらに1か月。今回は8月に実際に受け取った配当を、同じ形式で並べ直します。

月次で実額を並べていく、という7月版で決めたスタイルをそのまま続けます。今回新しく変わった点が1つあります。円換算レートの決め方です。7月版までは「配当の入金日に近い特定の日」のレートを基準にしていましたが、銘柄ごとに入金日がバラバラ(8月はQQQI・SPYIが8/25、JEPQが8/7、JEPIが8/17など)で、厳密にやろうとすると基準日が銘柄間で混在してしまいます。そこで今回からは執筆時点の1つのレートで統一する方式に変更しました。詳細は下の注記で説明します。

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目次

この記事でわかること

  • 2026年8月にカバードコールETF7銘柄(453A・QQQI・SPYI・JEPI・JEPQ・AIPI・CEPI)から実際に受け取った配当(税引前→手取りの実額)
  • 月20万円(税引後)のFIRE目標に対する達成率(8月は約24.7%、7月の23.7%から微増)
  • 円換算レートの決め方を「入金日基準の固定レート」から「執筆時点のレート」に変更した理由
  • 「AIPI・CEPI等は上限比率25〜30%」ルールの順守状況(8月末時点で約13.5%、まだ余裕あり)
  • 453Aの評価損益(8月末時点−9,420円、−3.94%。8月5日時点からやや改善)

※本記事の配当実額はすべて2026年8月分として私の証券口座の配当金明細に記録された1か月分です(AIPI・CEPIの8月31日入金分のみ、8月30日の執筆時点で明細に確定額として表示されている入金予定分を含みます)。将来の分配額・利回りを保証するものではありません。

【実額公開】2026年8月に受け取ったカバードコールETFの配当(銘柄別)

まず結論から出します。8月に7銘柄から受け取った配当は、税引後の手取り合計で約49,443円でした。7月の約47,445円から、約2,000円増えています。

内訳はこうです。米国ETF6銘柄はドル建てなので、税引前→手取りをドルで示し、カッコ内に円換算を添えます。円換算は1ドル=160.09円(2026年8月30日時点にGoogle Financeで確認した為替レート)で統一しました。

※重要な注記:この換算方式は7月版までと変わりました。7月版は「配当の入金日に近い特定日(2026年7月28日)」のレートを固定して使っていましたが、今回から本記事の執筆時点(2026年8月30日)のレートを使う方式に切り替えています。銘柄ごとに入金日が異なる(後述の表のとおりバラバラ)ため、月次更新のたびに「執筆時点の1レートで統一」するほうが、月をまたいだ比較がしやすいと判断しました。いずれにせよ為替は日々動くため、この円換算額はあくまで試算であり、実際に円に替えたときの金額を保証するものではありません。

銘柄 入金日 保有株数 税引前 手取り(税引後)
453A(国内ETF) 8/26 300株 1,380円 1,216円
QQQI 8/25 220株 143.40ドル(約22,957円) 102.86ドル(約16,467円)
SPYI 8/25 115株 62.36ドル(約9,983円) 44.73ドル(約7,161円)
JEPQ 8/7 65株 45.82ドル(約7,335円) 32.88ドル(約5,264円)
JEPI 8/17 55株 20.17ドル(約3,229円) 14.48ドル(約2,318円)
AIPI 8/3・8/10・8/17・8/24・8/31(週5回) 70株 84.54ドル(約13,534円) 60.72ドル(約9,721円)
CEPI 8/3・8/10・8/17・8/24・8/31(週5回) 50株 63.44ドル(約10,156円) 45.58ドル(約7,297円)
米国ETF6銘柄 合計 419.73ドル(約67,195円) 301.25ドル(約48,227円)
7銘柄 合計(手取り) 約49,443円
453Aと米国ETF6銘柄で異なる課税の仕組みを示した図(2026年8月版)

米国ETF6銘柄の手取り率は、どの銘柄も約71.7〜71.9%でそろっています(QQQI約71.7%、SPYI約71.7%、JEPQ約71.8%、JEPI約71.8%、AIPI約71.8%、CEPI約71.9%)。これは記事35で確定させた「米国側10%源泉→日本側20.315%課税の二段階で手取りは税引前の約72%」という説明と、おおむね一致しています。

453Aだけは毛色が違うのは7月版と同じです。二重課税調整制度が働いているため、明細だけ見ると税負担が軽く見えますが、実際の負担が軽いわけではないという点は記事37・7月版で説明したとおりなので、ここでは繰り返しません。

※AIPI・CEPIは週次で分配があります。7月は4回分でしたが、8月は週の巡りの関係で5回分になりました(8/3・8/10・8/17・8/24・8/31)。なお本記事は8月30日時点で執筆しているため、5回目(8/31入金分・AIPI 12.16ドル、CEPI 9.06ドル)は、証券口座の配当金明細に確定額として表示されている入金予定分を含めて集計しています。453Aは月1回(毎月決算)、その他4銘柄は月1回の分配です。分配回数が月によって4回・5回とブレる点は、AIPI・CEPIを見る上で覚えておくとよいポイントです。

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月20万円のFIREポートフォリオ、達成率は実額で何%だったか

私の目標は「5年以内に税引後・月20万円の配当」です。7月版の実額ベースでの達成率は約23.7%でした。

8月の実額ベースでの達成率:49,443円 ÷ 200,000円 = 約24.7%

7月の23.7%から、約1ポイント上がりました。保有株数は7月から変わっていない(453A=300株、QQQI=220株、SPYI=115株、JEPQ=65株、JEPI=55株、AIPI=70株、CEPI=50株のまま)ので、この増加分は主に「AIPI・CEPIの分配が8月は5回あった」ことと、各銘柄の分配単価そのものの月ごとの変動によるものです。

保有株数を増やしていないのに達成率が上下するという事実は、覚えておく価値があると思います。この記事の数字は「積立を頑張った成果」ではなく、「今の保有株数で、その月にいくら入ったか」という1か月分のスナップショットです。月によって分配回数や単価が変わるぶん、達成率も上下します。月次で並べていくことで、初めて傾向として言えることが増えていくという考え方は7月版から変わっていません。

ポートフォリオのルール「AIPI・CEPI等は上限比率25〜30%」の現状

2026年7月9日に決めた「AIPI・CEPIなど超高分配ファンドは、ポートフォリオの上限比率(例:25〜30%)を決めて守る」というルールは、7月版で初めて明文化しました。8月時点でもこのルールは変わらず有効です。

2026年8月30日時点の時価評価額で計算すると、7銘柄合計は493万8,725円、うちAIPI+CEPIの合計は66万5,692円でした(ここでいう比率は、本記事で扱うカバードコールETF7銘柄の中での比率です。私が持っている他の資産も含めた総資産に対する比率は、これよりさらに低くなります)。

AIPI+CEPIの合計比率:約13.5%

上限の25〜30%に対して、まだかなり余裕がある水準です。保有株数(AIPI=70株、CEPI=50株)を7月から変えていないため、比率が動くとすれば各銘柄の株価の変動によるものだけ、ということになります。

ポートフォリオ7銘柄の構成比とAIPI・CEPIの上限比率ルールを示した図(2026年8月30日時点)

ルールとして意味を持つのは、実際にAIPI・CEPIを買い増したくなったときに、この上限を確認する習慣が続くかどうかです。8月は買い増しをしていないため、このルールが試される場面はまだ来ていませんが、現状は上限まで距離があるぶん、買い増しを検討する余地自体はあると言えます。

AIPI・CEPIそれぞれの分配金の中身(ROCの比率など)や、上限比率ルールの理由をより詳しく知りたい方は、記事39「CEPIとは|ETFの分配金実額とROC、50株の理由」記事40「AIPIとは|ETFの分配金実額とROC、70株の理由」で銘柄ごとに解説しています。

453Aの評価損益について

2026年8月30日時点の453Aの評価損益は−9,420円(−3.94%)でした。

前回(8月5日時点)は−9,810円(−4.1%)だったので、8月中に評価損益はやや改善しています。とはいえ含み損であることに変わりはなく、1か月単位で見ればまだ振れ幅の範囲内だと捉えています。453Aは為替ヘッジなしで中身が米ドル建ての米国長期国債(TLT)のため、金利・為替の動きによって基準価額が変動する点は変わっていません。改善したからといって傾向として上向いていると断定できるものではなく、翌月また悪化する可能性も普通にあります。

453Aの評価損益の推移(2026年8月5日時点から8月30日時点)を示した図

この記事が向いている人・そうでない人

向いている人

  • カバードコールETFで実際にいくら配当が入り、いくら手取りが残るのか、実額で知りたい人
  • FIRE目標に対する進捗を、予想値ではなく実測値で月ごとに追いたい人
  • 保有株数が同じでも分配額が月によって変動する、という実感を数字で見たい人

あまり参考にならないかもしれない人

  • 短期間で大きな配当収入を狙いたい人(本記事の月次実額は数万円規模で、月20万円の目標にもまだ届いていません)
  • NISA枠だけで完結させたい人(本記事の銘柄はすべて特定口座での実額です。453Aはカバードコール戦略のためNISA成長投資枠の対象外であり、その他の銘柄についても対象可否は証券会社の対象商品リストで必ずご確認ください)

これから同じようにカバードコールETFを始めたい方は、私が実際に使っている証券会社での買い方を記事24「楽天証券でカバードコールETFを買う実践ガイド」にまとめています。

よくある質問(FAQ)

Q. 2026年8月の配当は合計いくらでしたか?
A. 453A・QQQI・SPYI・JEPI・JEPQ・AIPI・CEPIの7銘柄合計で、税引後の手取りが約49,443円でした(453Aは日本円、米国ETF6銘柄は1ドル=160.09円で円換算、2026年8月30日時点のレート)。

Q. 月20万円のFIRE目標に対して、今どれくらい達成していますか?
A. 2026年8月の実額ベースで約24.7%です。7月版の約23.7%から微増しました。保有株数は7月から変わっておらず、AIPI・CEPIの分配回数が8月は5回(7月は4回)だったことなどが増加の一因です。単月の結果であり、月によって変動します。

Q. 円換算のレートが7月版と違う決め方になっているのはなぜですか?
A. 7月版までは「配当の入金日に近い特定の日」のレートを固定して使っていましたが、銘柄ごとに入金日が異なるため、今回から「執筆時点のレートで統一」する方式に変更しました。今回は2026年8月30日時点の1ドル=160.09円を全銘柄に一律で使っています。あくまで試算であり、将来の円換算額を保証するものではありません。

Q. 「超高分配銘柄は上限比率25〜30%」ルールの8月時点の状況は?
A. 2026年8月30日時点の時価評価額で計算すると、AIPI+CEPIの合計比率は約13.5%でした。上限の25〜30%に対してまだかなり余裕がある水準で、ルールは順守できています。

Q. 453Aは今、含み益ですか含み損ですか?
A. 2026年8月30日時点で評価損益は−9,420円(−3.94%)と、含み損の状態です。8月5日時点の−9,810円(−4.1%)からはやや改善しましたが、傾向として上向いていると断定できるものではありません。

まとめ:8月も実額で並べます

7月版で始めた「実額で月次を並べる」というスタイルを、8月も継続しました。

  • 2026年8月の配当は7銘柄合計で税引後約49,443円(7月の約47,445円から増加)
  • 月20万円目標への達成率は実額ベースで約24.7%(7月の約23.7%から微増。保有株数は変わっていない)
  • 円換算レートは今回から執筆時点のレート(1ドル=160.09円、2026年8月30日時点)で統一する方式に変更
  • AIPI・CEPIの上限比率ルール(25〜30%)は、8月末時点で約13.5%。まだかなり余裕がある水準で順守中
  • 453Aの評価損益は8月末時点で−9,420円(−3.94%)。8月5日時点の−9,810円(−4.1%)からやや改善

データが揃わない月は無理に数字を作らず正直に書く。これも、都合のいい数字を積み上げないという私の方針の一部です。次回も実額ベースで淡々と更新していきます。

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参考(あわせて読みたい)

本記事で参照した情報(2026年8月時点)

  • 楽天証券口座の配当金明細(筆者本人の実際の受取記録、2026年8月分)
  • 楽天証券口座の資産残高データ(筆者本人の実際の評価額記録、2026年8月30日時点)
  • 記事35「カバードコールETFの手取りは何%?」(米国ETFの税引前→手取りの実測・確定値との整合確認)
  • 円換算レート:2026年8月30日時点にGoogle Financeで確認した為替レート(1ドル=160.09円)
    ※本文中の配当額の円換算はこのレートによる試算です。時価評価額(453A以外)の円表示は、証券会社の資産残高データに記載された参考為替レートによる円換算値のため、配当の換算レートとわずかに基準が異なります(AIPI・CEPIの比率はドル建てでも同じ結果になります)。

免責事項:本記事は筆者(航海)が2026年8月に実際に受け取った配当金・評価額をもとにした個人の記録であり、特定の銘柄の購入や投資手法を推奨するものではありません。分配金額・評価額・為替は今後変動し、将来の受取額や利回りを保証するものではありません(本記事の円換算は2026年8月30日時点のレート・1ドル=160.09円による試算です。将来の実際の円換算額を保証するものではありません)。453Aの評価損益、AIPI・CEPIの保有比率は2026年8月30日時点のスナップショットであり、日々変動します。ポートフォリオの上限比率(25〜30%)は筆者自身の投資判断の目安として決めたものであり、他の投資家に当てはまるものではありません。453Aはカバードコール戦略のためNISA成長投資枠の対象外です。NISAの取り扱いは制度改正により変わることがあり、最新情報は金融庁・国税庁・各証券会社の公式情報でご確認ください。投資は元本保証がなく、損失が生じる可能性があります。最終的な投資判断はご自身の責任でお願いします。

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この記事を書いた人

40代でFP2級・簿記2級を取得。FXで数百万円の損失を経験後、正しい資産運用に切り替え、カバードコールETFの配当収入でFIREを目指しています。このブログではリアルな資産運用の軌跡を発信しています。

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